引っ越し8回経験者が語る 細かすぎる賃貸物件のチェックポイント【5つ】

賃貸

こんにちは。Webライターのしまです。
この記事では、引っ越しを8回経験した筆者が賃貸物件の探し方についてのチェックポイントを紹介します。物件選びについて一般的に言われていることに加え、実際に経験して気づいた細かなポイントについてもご紹介。

住み始めてからの「しまった!」を少なくし、効率よくお気に入り物件を探すための参考になれば幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

  • 主に単身向け物件をお探しの方
  • これから一人暮らしを始める方
  • 契約更新の時期で引っ越しを検討中の方
  • 不動産会社とのやり取りをできるだけ省きたい方

引っ越しシーズンは1月から始まる

引っ越しといえば3月が繁忙期なイメージがありますが、入居時期が3月から4月の物件は1月頃から出始めます。
卒業が決まった学生等が早めに手続きを始めるからです。社会人の方で、早めに転勤を知らされるケースもあるでしょう。

春頃の転居を考えている場合は、早めに物件情報をチェックしておくと、お気に入り物件に出会える確率が上がるかもしれません。

閑散期にも良いことが・・・?

では、閑散期はどうでしょうか。引っ越しの閑散期は5月~8月、11月~2月頃と言われています。この時期は確かに物件が少ないです。
選択肢は少なくなりますが、時間に余裕があるためゆっくり検討できたり、不動産会社の予約が取りやすいというメリットもあります。

また、この時期に家賃の値下げが行われることも。

ずっと空室にしておくよりは、少し家賃が安くても人が入ってくれた方が良いというのがオーナーの心境でしょうか。筆者は実際、春頃に見つけた物件で家賃が予算オーバーのため見送っていたものが、夏頃に値下げされていたため契約に至ったことがあります。

引っ越しの時期が決まっていなくても、日頃から賃貸サイトをチェックしておくと、お得な物件に出会うチャンスがあるかもしれません。また、「この物件はずっと空室だ」とか「また入居募集が出ているな」といった傾向も見えてきます。何かあるのかな…?という視点でチェックすることでリスクを避けることもできるでしょう。
ということで、「もし良い物件があればラッキー」くらいの気持ちで賃貸サイト巡りを日課にすることもおすすめです。

不動産会社へ来店する前にできること

まずは現地に行ってみよう

現在は、賃貸サイトから物件の所在地がわかることがほとんどです。良さげな物件を見つけたら、いざ来店・・・の前に、可能であればまず自分で当該物件に足を運んでみることをおすすめします。遠方への転居の場合は難しいかもしれませんが、外観を確認するだけでもわかることがたくさんあります。

自分で行ってみる理由

自分で行ってみる理由は主に2つあります。

  1. 内見するまでもない場合も多い
  2. 不動産会社とのやり取りが面倒

いざ内見、となるとそこへ到るまでの手続きが意外と面倒だったりしませんか?

予約して来店しても待たされたり、個人情報の記入が面倒&不安だったり…(信頼できる業者かを判断できる、という利点はあります)。その上、サイトで見た物件を実際に見てみるとイメージと違うことも結構あるのです。

物件に到着した途端「あ、やっぱり見なくていいです」と言いたくなることもたまにあり…でも小心者ゆえ言えずに内見、ということもありました。

店員とのやり取りが苦にならない方は気にならないかもしれませんが、筆者同様に来店のわずらわしさをできるだけ省きたいという方は、まず一度自分で物件を見に行ってみる、その上で、室内も見たいと思ったら来店するという方法も良いのではないかと思います。

外観からわかること:【5つ】

では、内見するまでもないと思ったケースについて【5つ】、ご紹介します。

①外壁の色が違った

賃貸サイトの写真では一般的なグレー系の外壁でしたが、実際は塗り替えられて、鮮やかなピンク色になっていました…。ここに毎日帰ってくることを想像すると「うーん…」だったのでパスすることにしました。

②駐車場の車がコワイ

集合住宅の場合、他の住人がどんな人か?は重要です。これまでチェックした物件の中には

  • ヤ〇キー系の改造車
  • 右〇系の街宣車
  • 車体が一部破損したまま放置している車

が駐車されているケースがありました。
個人的にはちょっとこわかったので、あえてリスクを取る必要もないかなと思いました。

③共有スペースが荒れている

これはNG物件あるあるなのでご存じの方も多いと思います。

共有スペースに私物を放置している住人は微妙と聞きますね。筆者が居住する物件にこの手の人が入居してきたことがありますが、騒音がひどかったり、ペット禁なのに動物の気配がしたりとなかなかの迷惑住人でした。やはりこのタイプは「そう」なのかと思ったしだいです(幸いすぐ引っ越して行きました)。

また、過去に見に行った物件では、4世帯入居できるタイプの物件のうち3世帯が空室、唯一入居中の住人の部屋前が私物であふれている・・・という物件もありました。空室の理由は実際のところ不明ですが、やはりこの手の物件は避けた方が無難と思われました。

④道が狭い、急な坂道等

通勤や通学を想定して、自分の足で周囲を歩いてみる、車を走らせてみると住んだ時のイメージがしやすいです。内見の際は不動産会社の車に乗せられて来ることもありますが、やはり自身で移動してみることで体感がつかめると思います。

・道が狭い場合
運転がストレスにならないか、通勤(通学)時間帯の移動が大変にならないか

・急な坂道がある、または坂道が多い
雨の日、夏の暑い日、冬の寒い日もここを通るのだと想像してみます。寒冷地の場合は特に、積雪や路面が凍結した場合も想定しておくと良いでしょう。

いつものように良さげな物件をみつけ現地へ向かってみたところ、敷地に入る道が激狭で辿り着けなかったことがありました…。車一台がぎりぎり通れる幅な上、直角のカーブがあったのです。(引っ越しのトラックは入れるのだろうか…)

道の両側はブロック塀で、毎日車をこすらないだろうかと心配しながら運転するのもストレスなため、諦めました。車を持たない方には良い物件だったかもしれません。

⑤その他の気になるポイント

細かいものですが、いくつか挙げると

  • 階段の造りが不安定で上り下りが心配になる
  • 駐車スペースが激狭(軽でもぎりぎり)
  • 窓前の植栽にハチがたくさん飛び回っている
  • 近くのコインランドリーから柔軟剤の匂いが漂ってくる
  • 近くの飲食店からの匂いが気になる

・・・といった事もありました。
賃貸サイトに掲載される写真は現況でないこともしばしば。また周辺環境がわかりにくいこともあるでしょう。余裕があれば現地に赴いて確認することをおすすめします。

終わりに

いかがでしたか?もしかしたら「こんなに色々気にしてたら住む場所がみつからないよ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません(笑)

予算内で、すべてが希望に沿った物件を探すことは難しい場合もあります。
ですが、どこかを妥協するにしても、そもそも妥協する点を知っていないと判断のしようがありません。
また自分が納得した上で決めたなら、入居後のミスマッチも許容できる可能性があります。

この記事では、主に外観からのチェックポイントを紹介しました。実際には住んでないため本当のところはわかりかねますが、もしかしたら問題なく住めるケースもあるかもしれません。

ですが、人が感じる「なんとなく」は案外当たっていたりするもの。条件面だけではなく、ご自分の感覚も大切に住む場所を探してほしいと思います。

あなたが良い物件に出会えることを願っています!

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